つわりを和らげる対策!食べ物はアイスと梅干しが人気

90%以上の妊婦がつらいつわりを経験

90%以上の妊婦がつらいつわりを経験

つわりでも赤ちゃんに悪い影響はない

つわりは妊娠5~6週から始まり、妊娠12~16週に終わります。その間は食欲がなく、嘔吐を伴うこともあり、非常につらいです。

「食べ物を少し食べるたびに吐いてしまう」
「1日に何度もオエッとなり、食事がほとんど摂れない」
「体重が1週間で1~2kgは減ってしまった」

このような状態が続き、脱水症状が重い場合は「妊娠悪阻」と診断され、一時的に入院する妊婦さんも珍しくありません。

一方、赤ちゃん小さいために、ママの栄養が偏る程度では影響を心配するレベルではないです。この場合はママ自身が少しでもラクになれるよう、つわりの原因を認識しましょう。

しかし、ホルモンの影響と精神的ストレスが原因の1つであることはわかっていながらも、医学的に完全な治療法はありません。

そのため、まずは「つわりをゼロにするのではなく、ある程度は我慢する症状」として認識しましょう。その上でつわりが乗りきれる方法を複数試してみて、自分に合う対処法を明確にします。

つわりを100%抑えることはできない

つわりは軽くできてもゼロにすることはできません。むしろ、つわりがないと不安に思う人もいるくらい、妊婦にとっては赤ちゃんが育つ過程における大事なシグナルとも言えます。

そのため、なるべく症状を軽くすることを意識しましょう。例えば、豆類や穀物などのビタミンB群は、体の内側から症状を緩和させます。食べ物の質と量を変えることは大切です。

ただし、これは個人差が大きく「レモンや梅干しのほうが効く」人もいますので、自分でお気に入りの食べ物を探すことから始めてもよいでしょう。

また、常に何かを食べていないと気持ち悪くなる「食べづわり」の症状がでる人もいます。食べづわりは太りすぎやむくみの原因にもなりますので、つわりの症状とバランスを取りましょう。

食欲や吐き気といった症状別の対策

「食べ物がほとんど食べられません。すべての食べ物の臭いに気持ち悪さを感じます」

赤ちゃんが成長するために「一生懸命にご飯を食べよう」とする必要はありません。結局は固形物が食べられずにストレスを感じることで、つわりを悪化させる可能性もあります。

風邪をひいたときと同様に、野菜スープや野菜ジュース、果物から始めましょう。「冷たい物なら食べやすい」人も多く、アイスキャンディーなども人気です。生活上「必要なカロリーがまかなえれば十分」と考えましょう。

「飲み物さえも飲みたくないです。水よりも酸っぱい飲み物のほうが楽に感じます」

食べられなくても飲むことができるなら大丈夫です。栄養ドリンクでも水でも構いませんので、体に水分を補給しましょう。

一方、飲んでも吐くほどになったら、脱水症状や栄養失調で倒れるリスクもあるため、病院で点滴を打ってもらうようにします。

「朝は常にムカムカします。体調にもよりますが、寝起きが1番ひどいです」

夜に出た胃液が空っぽの胃を刺激して、ムカムカします。まずは起き抜けに水を飲んで、胃液を中和させましょう。

その後に何でもいいのでお腹に入れると、症状が静まりやすいです。逆に食べすぎることで気持ち悪くなる人もいますので、食べ物の質と量は調整するようにします。

「歯を磨くことができません。吐いても大丈夫なように風呂場で歯磨きをしています」

特に朝は気持ち悪くて、歯ブラシを口に入れることすらできない人もいます。歯ブラシが無理な人は、まずは歯磨き粉を付けずに試してみましょう。それもダメなら口をゆすぐだけにします。

つわりの時期は口内の衛生状態が悪くなり、虫歯や歯肉炎を発生しやすいので、できたら歯磨きは欠かさないようにしたいです。

「仕事中に突発的に吐き気に襲われるため、吐いてしまう行為を少しでも抑えたいです」

嘔吐をすると疲れを感じ、精神的にもよくありません。水分をこまめに取り、冷たいアイスなど吐き気を緩和する食べ物を摂るように心がけます。

本当につらいときは我慢をせずに病院に相談してみます。内服薬は飲めませんが「小半夏加茯苓湯」という漢方薬を処方されることもあります。

「7時間以上寝ても眠気が取れないです。つわりと重なって体力の消耗を感じます」

妊娠初期は眠くなることが一般的です。これもつわりと一緒に起こる赤ちゃんが順調に育っているサインの1つになります。

妊婦は事情が許す限り、眠れるだけ眠ってもOKです。仕事や諸事情で眠ることができないときは、ある程度の忍耐が必要です。

また、眠気対策としてのカフェイン入りドリンクの過剰摂取は胎児によくありませんので控えます。会議などで眠気に襲われるときは原始的ですが、息を止めたり笑ったりするといくらか眠気が改善されます。

食べ物でつわりのつらさを和らげる

つわりを抑えたり、緩和してくれる食べ物には傾向があります。そこで一般的につわり中の妊婦に人気がある食べ物や飲み物を紹介します。

ただし、個人差が大きく、例えば「ランキングに載っている食べ物よりも、ホットミルクが合っていた」という人もいます。個人的にはグレープフルーツに炭酸を加えた飲み物がベストでした。

1

アイス・シャーベット

他の食品はダメでも「アイスなら食べられた」という妊婦さんが多いです。アイスには実はカルシウムなどの栄養もあります。アイスですらダメな場合、よりさっぱりしたシャーベットを試してみましょう。

ただし、冷たい食べ物は体を冷やしますし、それなりにカロリーもあるので食べすぎには注意しましょう。

2

水分が多い果物

スイカ、りんご、梨などの水分が多くさっぱりした果物が食べやすいようです。他にはグレープフルーツやオレンジなどの柑橘系も人気があります。

果物は季節もありますので、その時期で自分の食べやすいものを探すとよいでしょう。切ることも面倒に感じるときもあるので、カットフルーツもおすすめです。

3

梅干し

つわりのときは「酸っぱい食べ物」と言われるように、昔からつわり対策には梅干しが有効とされています。梅干しだけでもOKですし、梅干しのお茶漬けや梅干しおにぎり、梅きゅうなども食べやすいです。

そのときは、スーパーで売っている普通の梅干しでも構いませんが、妊娠中はあまり外食もできないため、梅干し専門店の上質な梅干しを選ぶと少しだけプチ贅沢が楽しめて、一層のリラックス効果が期待できます。

4

フライドポテト

意外ですが「つわり中は揚げ物が無性に食べたくなった」という妊婦さんは多いです。中でも人気なのはフライドポテトです。

塩分と油質が多いので食べすぎには注意が必要ですが、他のものが食べられないくらいなら、カロリーは気にせず食べておいたほうがよいです。

5

トマト

野菜の中ではダントツにトマトが人気です。冷たくさっぱりしていて、酸味もあるので気分が悪くても食べやすいでしょう。トマトは苦手でも「つわり中は食べたくなった」という人もいます。

また、トマトジュースのほうが一見飲みやすそうですが、クセがあるためにカットトマトのほうが支持されています。

他にも喉越しのよいゼリーやうどんそばなどの麺類も、つわり中に食べることができた食品です。ドリンクでは炭酸飲料水が人気で、特に「グレープフルーツ+炭酸水」は重宝するでしょう。

また、ご飯よりもサンドイッチなどのパン、もしくは「ご飯はだめでも酢飯なら食べられる」という意見も多かったです。

つわりが少しでも改善する習慣

ビタミンB群を含む食品を摂る

ビタミンB6は「つわりに効果がある」と言われており、つわりがひどい妊婦さんに打つ点滴にも使われています。ビタミンB6は「芋類、肉類、穀類、ナッツ」などに多く含まれます。

具体的には芋類ならじゃがいもやさつまいも、肉類ならもも肉やレバー、穀類なら玄米、ナッツならくるみ、ごま、ピーナッツなどです。これとは別ににんにくはビタミンB6の非常に多く含まれる食品です。

つわり時には食べにくい食材も多いので、ビタミンB6のサプリメントを利用するという手もあります。妊娠ですので用量用法は特に守って、過剰摂取にならないように十分に注意しましょう。

しょうがもよくつわりに効く食材です。しょうがを利かせた料理をはじめ、しょうが湯、しょうが紅茶、しょうが飴など、自分がとりやすい方法で取り入れてみましょう。

ドリンクではジンジャエールもありますが、市販されているジンジャーエールはしょうがの香料のみで、実はしょうがが入っていません。一般的なジンジャエールではしょうがは摂取できませんので、飲むなら自宅で作ることをおすすめします。

また、よく「気分がよくないから」と何も食べないと、お腹が空きすぎてより気持ち悪くなることがあります。食べられそうなものをこまめに食べるようにします。

1日3食にこだわらず、空腹を感じる前にちょこちょこ口に入れましょう。状況によって食事が難しいときは、アメをなめたり、ガムを噛むこともおすすめです。

つわりに効くツボを押す

つわりに効くツボとして有名なのは「内関」というツボです。これはつわりに限らず、乗り物酔いなどの吐き気にも効きます。

内関の場所は、こぶしを握ったときに手首に出る2本の筋の間です。手首の付け根から指2本をあてたところにあります。

つわりに効く内関というツボ

ここを数回ほど、痛いと感じない刺激で押します。もしくは米粒などをキツく貼り付けて、常に刺激しておく方法もあります。

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公開日公開日 2012.02.22
更新日更新日 2017.05.08

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コドミィ編集部
コドミィ編集部
執筆・編集
妊娠、出産、育児の疑問を徹底解説。出産後の手続きや子連れで楽しめる旅館など、パパとママの不安を解消します。

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